ご訪問ありがとうございます! Web集客コンサルタントの児嶋 宗範(こじまむねのり)です。
ホームページは、会社やお店のいわば“顔”であり、自社の商品やサービスの情報をお客さまに伝えるための重要なツールです。
しかし、ホームページをただ作っただけでは、お客さまには伝わりません。「マーケティング戦略」を立てることで、ホームページをより効果的に活用し、お客さまに自社の商品やサービスに興味を持ってもらうことができます。
そこで今回はホームページを構築、運営するうえで重要な「マーケティング戦略」について、詳しく解説します。
そもそも「戦略」とは?
戦略とは「目標を達成するための全体的な計画や方針」のこと。いわば、ホームページ全体の舵取りを行う重要な要素です。
例えば「ホームページ経由の売上を増やす」という目標の場合、戦略としては「訪問者数を増やす」や「平均客単価を上げる」などが挙げられます。目標を達成するための大まかな方針を立てることが、戦略の役割です。
戦略は将来のビジョンを具体化し、ホームページ全体の成功に向けた道筋を示すものです。そのため、長期的な視点で全体を俯瞰し、目標に向けた経路を設定することが重要です。
「ホームページのマーケティング戦略」とは?
今回は、顧客分析→目標設定→具体的な施策の決定、実行→振り返り、改善の4ステップで行う場合について解説します。
顧客分析
まずはターゲットとなるお客さま像(ペルソナ)を理解することから始めましょう。
- 性別
- 年代
- お住まいの地域
- 趣味や嗜好、興味関心など
ここでは、あまり深く考え過ぎずにザックリで良いので、まずは固めてしまいましょう。
目標設定
お客さま像が見えてきたら、次は目標を決めましょう。
例えば、前述の「ホームページ経由の売上を増やす」という目標の場合、「売上=客数×平均客単価」ですので、客数と平均客単価を増やすことで目標は達成できます。
なお、ここでは「客数と平均客単価を増やす」のように曖昧な表現にせず、例えば「新規の訪問者数を前年比120%に増やす」や、「平均客単価を◯◯円から◯◯円に増やす」のように、できるだけ数字に落とし込みましょう。
また、この時点でターゲットとなるお客さま像を振り返り、「お客さま像に沿った内容か?」や「現実的に達成できそうな目標か?」についても確認しておきましょう。
具体的な施策の決定、実行
目標が定まったら、次は具体的な施策を固めます。
例えば、前述の「新規の訪問者数を前年比120%に増やす」という目標の場合、「現状はどのような集客経路からの来訪があるのか」や、「来訪を増やせそうな経路はあるのか」といった点を把握しておく必要があります。
また、往々にして最も訪問者数が多い集客経路は「Google検索」経由なので、「現状はどのような検索キーワードでの来訪があるのか」や、「来訪を増やせそうな検索キーワードはあるのか」といった点についても調べましょう。
上記の内容が分かったら、注力すべきキーワードを2〜3個設定します。その上で競合との比較を行い、適切な施策を選択して実行しましょう。
振り返り、改善
施策の実行後はそのままにせず、データを定期的に分析し、改善点を見つけて修正に努めましょう。
また、この時点で1のお客さま像や、2の目標についても振り返り、「お客さま像に沿った適切な施策か?」や「この施策で目標は達成できそうか?」についても確認して、場合によっては軌道修正を行いましょう。
まとめ
マーケティング戦略を立てることは、ホームページを効果的に活用するための第一歩です。マーケティング戦略を立てることで、ホームページをより多くのお客さまに見つけてもらい、自社の商品やサービスに興味を持ってもらうことができます。
しかしながら、マーケティング戦略を立てるのは簡単なことではありません。適切な目標や効果的な施策を考えて実行し、成功させるためには専門的な知識と実務経験が必要です。
ウェブリバディは、練馬区を中心とした中小企業・士業・個人経営店のホームページマーケティング戦略を支援しています。
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