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中小企業が行うべきSEO対策とは? メリットや具体的な施策をプロが分かりやすく解説

中小企業のSEO対策

お疲れさまです! Web集客コンサルタントの児嶋 宗範(こじまむねのり)です。

今回は、中小企業・個人経営店の経営者さまに向けて、「自社ホームページのSEO対策」について解説します。

SEO対策は、どのようなメリットがあるのか? 課題は何か? 成功させるためのポイントは? 具体的な手法や事例を交えながら詳しくお伝えしましょう。

そもそも「SEO対策」とは?

SEO

SEO対策とは、検索エンジン最適化のこと。

つまり、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを経由して、自社のホームページをお客さまに見つけてもらいやすくすることです。

適切なSEO対策を行えば、見込みの高いお客さまの来訪が増え、結果として「認知度の向上」や「売上アップ」につながります。

SEO対策のメリット

SEO対策のメリットは、下記の3つが挙げられます。

  • 認知度の向上
  • 幅広いお客さまにアプローチできる
  • 費用(ランニングコスト)が抑えられる

認知度の向上

認知度の向上」というのは、検索エンジンを利用する多くの人に自社のサービスや商品を知ってもらえるということです。

総務省の「令和4年度 情報通信白書」によれば、日本における検索エンジンのシェアは、パソコン・スマートフォンの両方でGoogleが75%以上を占めています。

日本における検索エンジンのシェア

総務省|令和4年版 情報通信白書|データ集(第3章第6節)

つまり、Google検索結果の上位に表示できれば、自社の商品やサービスに対する認知度が高まることが期待できます。

幅広いお客さまにアプローチできる

幅広いお客さまにアプローチできる」というのは、自社がターゲットとするお客さまのニーズや関心に合わせたコンテンツを作成することで、より多くのお客さまに知ってもらえるということです。

例えば、出張ペーパードライバー講習サービスを提供する企業の場合、「ペーパードライバー講習 東京」や「ペーパードライバー講習 練馬区」といったエリア別のアプローチはもちろん、「初心者マークの位置」や「運転の基本操作」など、お悩み別のお客さまも獲得しています。

広告費用(ランニングコスト)が抑えられる

SEO対策は、リスティング広告などのWeb広告に継続的に費用をかけることなく、自社のホームページを上位に表示させることができます。

また、適切なSEO対策を行えば効果は持続することが比較的多いため、費用対効果が高いのが特徴です。

中小企業が抑えるべきSEO対策の手法

SEO対策のイメージ

SEO対策の手法はさまざまですが、大きく「内部施策」と「外部施策」の2つに分けられます。
今回は、特に重要なものをご説明しましょう。

内部施策

内部施策とは「自社のホームページ内で行う施策」のことです。

タイトルタグの設定

タイトルタグとは「ホームページのタイトルを表すHTMLタグ」のことです。

タイトルタグには会社やお店の名前だけでなく、主力の商品・サービスや所在地など、検索で見つけてほしいキーワードも設定しましょう。

例えば練馬駅前にあるとんこつラーメン店、来々軒の場合、来々軒」という店名だけでなく、「練馬 とんこつラーメン」というキーワードでも上位表示を狙いたいので、「練馬でとんこつラーメンなら来々軒へ」と設定した方が良いでしょう。

また、それぞれのページで、そのページ内容が分かるように独自のタイトルタグを設定することも重要です。

メタディスクリプションタグの設定

メタディスクリプションタグとは「ホームページの内容を要約したHTMLタグ」のことです。

例えばYahoo! JAPANの場合、メタディスクリプションタグは「日本最大級のポータルサイト。検索、オークション、ニュース、天気、スポーツ、メール、ショッピングなど多数のサービスを展開。あなたの生活をより豊かにする「課題解決エンジン」を目指していきます。」と設定されています。

Yahoo! Japan

タイトルタグ・メタディスクリプションタグは検索エンジンにホームページの内容を伝えるだけでなく、お客さまにも表示されるので、重要なキーワードを含めて分かりやすく書くことが重要です。

コンテンツの充実

ホームページには、お客さまに役立つ情報や魅力的な商品・サービスの紹介など、価値の高いコンテンツを掲載します。

コンテンツは、得てして自社が「伝えたい情報」や、「知って欲しい情報」ばかりになりがちです。常にお客さま視点で考えて、お客さまが「知りたい情報」「役に立つ情報」になるように注意しましょう。

原則、コンテンツはお客さまのニーズに合わせて用意しますが、例えば「◯◯というキーワードで来て欲しいから」といって、過剰にキーワードを繰り返すことは逆効果ですので絶対にやめましょう。

また、文章だけでなく画像や動画なども効果的に使って、直感的に分かりやすくなるように表現を工夫しましょう。

サイト構造の改善

ホームページは、お客さまや検索エンジンが分かりやすいように、サイト構造を整理しましょう。

例えばブログのページでは、分かりやすい見出しを用いて文章の段落を分けることで、「この段落で伝えたいこと」が直感的に分かるように表現できます。

また、構造化データのマークアップを追加して、検索エンジンがページの内容をより的確に認識できるような仕組みも整えましょう。

外部施策

外部施策SEOとは「自社のホームページ以外で行う施策」のことです。

被リンクの獲得

被リンクとは「他のホームページから自社のホームページに張られたリンク」のことです。

例えば現実世界の場合、ある人を評価する際に「他者からの評判」は、一定の判断材料となります。

同じように、他者からの良い評判=被リンクが多ければ多いほど、検索エンジンはそのホームページを「信頼性や人気度が高い」と判断します。

被リンクを獲得する方法としては、他のホームページに記事を寄稿したり、他のホームページから紹介されそうな記事を作成したりする方法があります。

SNSや口コミサイトの活用

SNS口コミサイトなどで、自社のホームページや商品・サービスに関する話題を作ることもSEO対策に有効です。

SNSや口コミサイトには、お客さまからの評判や感想などが集まります。良い評判や感想が多ければ多いほど、検索エンジンは自社のホームページを評価してくれます。

また、SNSや口コミサイトから自社のホームページへ、直接アクセスしてくれるお客さまも増えるでしょう。

中小企業にありがちなSEO対策の課題

腕組みをして考える経営者

SEO対策に取り組むためには、下記の課題をクリアする必要があります。

  • 時間と労力がかかる
  • 高度な知識や経験が必要
  • 競合他社との競争

時間と労力がかかる

SEO対策には、時間と労力がかかります。例えばコンテンツを作成したり、ホームページの構造を改善したり、外部サイトから被リンクを獲得したりする必要があります。

また、即効性は無いので、6か月〜1年程度中長期視点で取り組むべき施策です。

 

一方で当社のお客さまからは、このようなコメントをいただいています。

「『内容を充実させることが一番の近道』というのは分かっていながら、あいまいで時間がかかる』と思っていたので長期戦の覚悟でいましたが、順位より先に集客面で明らかに結果が出始めました。

ターゲット層からの依頼が、目に見えて増えたのです。ここまでは本当に早かったです」

高度な知識や経験が必要

SEO対策は専門的な知識やスキルが必要なため、中小企業や個人経営店が自社だけで実施するのは難しい場合が多いでしょう。

また、前述の通り時間と労力がかかりますので、信頼のおける外部のコンサルタントに依頼されることをおすすめします。

競合他社との競争

競合他社もSEO対策に取り組んでいるケースが多いため、競争に勝たなければ効果は期待できません。

競合他社のコンテンツやホームページの構造を分析して、自社が競合他社に勝つためのポイントを明確にしましょう。

中小企業がSEO対策を成功させるためのポイント

SEOを成功させるためには、以下のポイントに注意する必要があります。

  • ターゲット層を明確にする
  • ホームページの使い勝手を良くする
  • デザインやコンテンツを継続的に改善する
  • 定期的に更新する

困ったらプロの力を借りるのも一つの手

ウェブリバディ代表 児嶋宗範

SEO対策は中小企業や個人経営店にとって、集客や売上アップに欠かせない重要施策です。SEO対策を行えばランニングコストを抑えながら、見込みの高いお客さまに幅広くアプローチできます。

しかし、SEOは時間や労力がかかり、高度な知識や経験も必要です。また、中小企業にはSEO対策の専門知識やノウハウを持った人材がいないことがほとんどでしょう。

 

そこで、困ったらプロの力を借りるのも一つの手です。私たちは中小企業や個人経営店向けに、SEO対策をはじめとするWebマーケティング支援サービスを提供しています。

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