ご訪問ありがとうございます! Web集客コンサルタントの児嶋 宗範(こじまむねのり)です。
中小企業のWeb担当者になったら、何から始めればいいのか…悩んでしまいますよね。
そこで今回は、初めてのWeb担当者さんに向けて「まずやるべきこと」を分かりやすくご説明します!
自社ホームページの「目的」や「ターゲット」を確認しよう
まずは、自分たちのホームページの「目的」や「ターゲット」について整理しましょう。
目的は、例えば「実店舗への集客」や「問い合わせの獲得」といったことです。
仮に「実店舗への集客」が目的であれば、足を運んでもらいやすくするためにアクセスマップや営業時間の表記が見つけやすく、かつ分かりやすく表現できているか? といったことをまずチェックしましょう。
「ターゲット」は先ほどの「目的」を踏まえて、実際のお客さま像についてイラストや文章に表してみましょう。
例えば性別や年代、ご職業、趣味、お住まいの地域など。
そして「ターゲット」が明確になったら、ターゲットとなるお客さまは「どのようなコンテンツやサービスがあれば喜ぶだろうか?」といったことを考えてみましょう。
答え合わせの「アクセス解析」で、課題を見つけよう
上記が整理できたらアクセス解析を行い、答え合わせをしてみましょう。
アクセス解析とは、実際にホームページを訪れた人のデータを分析することです。
訪問者はどこから来ているのか、どのページが人気があるのか、といったことが分かります。
例えば「実店舗への集客」が目的の場合、アクセスマップのページがよく見られていなければ、目的は達成できません。「他のページと比較して、どの程度見られているか?」をチェックしてみましょう。
なお、現在では「Googleアナリティクス」という無料で利用できるツールが主流ですので、積極的に活用して使い方をマスターしましょう。
構成やナビゲーションを見直そう
アクセス解析で課題が明らかになったら、その課題を根本的に解決しないといけません。
例えば「アクセスマップが見られていなかった」とします。もっとよく見てもらうためには、2つの視点が重要です。
ページ自体の内容の質を高める
「見て欲しいページがよく見られていない」という場合は往々にして、そのページの質が低いことが多いです。
例えば「アクセスマップ」の場合、電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合の情報が分かりやすく表現できているか? 徒歩や自転車、車やバイクの場合は? など、前述の「ターゲット」から逆算して考えて、求められる情報がきちんと掲載できているかをチェックしましょう。
ページへの導線を強化する
ページの質が高くなれば、自然とよく見られるようになりますが、さらに増やすために導線を強化しましょう。
軽視されがちなのはページの最下段、「フッター」と呼ばれる部分です。
特にスマホの場合、訪問者はサーッと上下にスワイプする操作をしますので、フッターはわりと良く見られます。
例えば「アクセスマップに誘導したい」のであれば、フッターに「アクセスマップを見てみる▶」といった目立つボタンの設置を検討しましょう。
自分たちだけでは難しい場合は、プロの力を借りよう!
改めて言うまでもありませんが、ホームページは訪問者にとって直感的に分かりやすく、ストレスを感じることも無く、目的の情報へスムーズにたどり着けるようにすることが重要です。
上記の基本的なステップを踏むことで、中小企業のWeb担当者としてスタートする準備が整います。
しかし、Webマーケティングは奥深い分野であり、全てを自分たちだけでこなすのは難しいかもしれません。
分からないことや困ったことがあれば、専門家の助けを借りるのも一つの方法です。
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